大腰筋キックというものに関して、自分なりに。ほんとになんとなく書いてみる。
まずこれを簡単に書けば、蹴っている方の骨盤が出て、そのときその脚の大腰筋が働くぞ!って話(だと思う)。そしてこれを出来ているのはトップスプリンターのみ。
で、そんなの大腰筋がどうたらこうたら言われてもわかんないし(感覚的にもわかりにくいと思う、インマーマッスルだから。)…どうすればいいのかなってことで、これもトップスプリンターに共通してるとして「キック脚の膝が曲がったまま、もしくは曲がり続けたまま、キックをしている。」という事実があります。
つまり傍から確認して、良いフォームとはキック脚の膝が伸びておらず、しかもその骨盤が出てる。という状態。
そしてこれをするために、どうするか。です。ここからは大腰筋はあんまり出てきません。期待しないで読んでください。
伊藤章さんは「骨盤を正面に向ける」という表現を用いていた。正面に向けておくと、膝が伸びないんです。
ここからが本題。
僕はこの「大腰筋が働く」とか「キック脚の膝が…」というのはすべて結果的に起こることだと考えます。神経系が発達していれば、また話は別なのかもしれないですが、膝を固定したまま…なんて走れない。
骨盤を正面に向けるという表現は非常にしっくりきたのですが、僕自身、簡単に言えば脚が流れる(膝が伸びてしまい、骨盤も後ろにいってしまう)、ようなキックをしてしまっているのでわかるのですが、そういう人がその程度の意識では、まったくと言って良いほど変化がない(笑)←笑いごとではない
骨盤を正面に向けると、膝が伸びない!ではなく、じゃあどうやって正面に向けておくか、だと思う(あくまで僕のようなタイムが優れない人限定かもしれない、と言っておく)
100mを10秒台とか、11秒前半、だとかその域に入っている人は、ある程度出来てるんだと思います。何度も書くが、自分が遅いからわかるけど、膝がホントに伸びちゃうんですね、どうしても。
僕ら(100mが12秒とかそこらへんの人)っていうのは、やっぱり脚が流れすぎてるorそれに近いことになっていると思うのです。
だから遅い僕らなりに感じた「こうすれば良い」というものを述べます。
まずキック脚の骨盤を自然に出すには、腕振りが非常に関わってくると考えます(まぁ当たり前のことなんですが…骨盤とか膝とか言ってると脚の動きだけを考える人が多いような気がするので)。
ジョナサン・エドワーズの三段動画なんかを見てみると、骨盤が出ているようには見えませんが、正面に向いたままなんです…(もしかすると気のせいかも)。ダブルアームでジャンプしてるわけなんですが、決して左右の腕は同じふり幅ではありませんし。腕振りって端的に言えば肩甲骨動かして、その生まれた力を骨盤(そして骨盤から足先へ)つなげていく動作だと思います。
三段跳びの「スピードを落とさず、大きく」という跳び方を実際にするには、これが不可欠のように思う。骨盤が後ろへ行きすぎてしまうと、ストライドは出るが、次に体が遅れてしまい、重心が乗らない(走りで言えばオーバーストライドに似ている)
これはある本の受け売りだけど、くるくる回転するイスに座り、腕をまっすぐ構え、足を少し地面から浮かせます。この状態から、両腕を同時・同方向に、左右のどちらかに素早く振ります。そうすると、振った方向と反対の方向へ、脚がくるっと入るんです。つまり骨盤が動いています。
言いたいことは「脚の動きを考えるだけではなく、腕の力をもっと利用したいなぁ」ってこと。
前にも少し書いたけど、トップの人と雑魚との差はそこが大きく関わっていると感じます。体幹ゆすっても腕振ったことにはならないですね、はい。
骨盤を正面に向けるという意識をしていても、腕振りの力がなかったら、絶対脚は後ろに流れちゃいます。
そして引き戻すのに時間がかかる。引き戻し(引き付け)のスピードは、速い人も遅い人も相関がないけれど、引き付ける距離が長いと、その分ピッチは落ちますよね。
で、ここで本題の本題。
タイムで負けている僕(ら?)が唯一、上の人に勝てる部分があるとすれば、「この動作で走ってしまうと、遅い」という感覚がわかっていることだと思います。
つまり、今自分が走っているそのフォーム自体が優れていないから、その感覚からある程度、遠のいていけば、良い方向に行くのかもしれない、ということです。
トップ選手でも、たまに「失敗した」なんてことを聞きますが、この部分って少しは関係すると思う。
僕自身のテーマにもなっている「最初っから速い奴だけが活躍する」という状況を少しでも覆せる、ほんの少しの可能性。
自分が弱いことを利点を思っていきます。
以上、遅い人の立場からの視点です。ちなみに僕がブログ書き始めたのは「なんかネットって速い人ばっかりだよなー」ということが関係あったりします。遅い人もいろいろ主張したいんです。
もちろん上のことはほとんど、自分が実感して思った/感じたことなので、細かい「?」はスルーをお願いしたい。ちなみに、僕はまったく出来てないのであしからず。弱い奴なりの考察ということで…。
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2008年02月09日
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コメントをしていませんでしたが、ほぼ毎日見てました笑
大腰筋キックですか・・・。
骨盤に関する動き、是非今度試して見たいですね。
最近不調な感じがするので、好調へのきっかけとなるを祈ります。
読んでて思うのですが、ここまで考えて練習をしている事がすごいと思います。
僕もそれなりに考えますが、どうも「なんとなく」な感覚に頼ってしまいます。
もやもやとした感覚・考えも、文章にするとまとまるのかも知れませんね。
シーズンinまであと2ヶ月ほど。
頑張っていきましょう。
やはり見ているというコメントは非常に嬉しいです。
僕も今、取り組んでいるところなので、大きいことはいえないのですが、骨盤の動き・腕振りというのは末端を変えていくとか、そんなものより走りを変えやすいんじゃ?
と思っていたりします。
練習に関しては…いつのまにか「考える」のが面白くなってたんですよねぇ…でも僕などまだまだでしょう。
やっぱり感覚に勝るものはないと思うんですけどねぇ
むねさんの言うとおり、案外文章にしてみるとまとまるものです。
頑張りましょう。
「弱いんじゃなくて、使えなかっただけだ」
そして伊東浩司さんは日本一速くなった。
腕を振る=肩甲骨を動かす、腕を振ることで肩甲骨周辺の大きな筋肉を動けば、これが股関節に伝わって推進力になる・肩甲骨周辺の筋肉が柔軟なほど、より自然で大きな振りになる…
足が流れるのは、速く走りたいがために足を早く地面につけて進もうとするから。速く走るには、早く着地するという意識とできるだけ遠くへ着地するという意識が上手くかみ合いバランスが取れなければならない。
速歩の練習で坂道を利用し、足を遠くに着地することを意識すると平地でもストライドが伸び足が後ろに流れるというという悩みも解消される(伊東浩司さんの著作から)
僕も弱かった。
そこらへんの感覚はある程度、わかってきているつもりです。自分の感覚で書くと
>>早く着地する意識
→持てば持つほど脚は流れる(地面を後ろへ蹴ってしまう)腕を振れば脚は勝手についてくる。
>>できるだけ遠くへ着地する意識
→意識しすぎると、膝から下を振り出すだけになる。動作の結果として「遠くへ(というよりストライドが伸びる)」となる。
弱いのでなく、使えなかっただけ。
大腰筋も良いフォームで走ると結果的に太くなっていくのでしょう。
まだ始めて5日ほどですが、自分はとても背中が硬かったことがよくわかり、この短期間で姿勢が少しよくなっているのが今日わかりました。初動負的トレーニングに少しでもそれに近い効果を求めることができると思います。静的ストレッチと組み合わせ、自分のレベルに合わせて行えば肩甲骨周辺の筋肉を上手く使って腕を振ることができると…
長く続けてみます。そのうちまたお知らせできればいいと思います。よろしければ
感覚をつかんでいるなら、君はもう弱くないね。僕が高校生のころはそこまで考えてもいなかったからね。伊東浩司さんなどトップスプリンターのように自分の体と会話できるようになりたいものだ。それに、僕もいまは弱かったのではなく、使えなかっただけだと思ったいるから。10数年後のマスターズで400mの日本記録を打ち立てるという野望をもってるからね!
だから、今ガンバッテイル君を応援したくなるんだよね
本屋に行ってもなかったんですよねぇ…その分だと何か得られそうな本ですね…来月くらいに注文しようと計画しています。
>>10数年後のマスターズで400mの日本記録を
野望を現実に変えましょう”
僕も、誰でも。努力すれば変われると思うのです。
その通りやと思います。
「強くなる」と「レベルが上がる」の違いはそこにあるでしょうね。ウエイトや走り込みは強くなってもレベルは変わらない。レベルが上がるとは、感覚の変化。そこにあるのは、新しい自分。(ただし強くなってこそ次のレベルに上がれるとも言えますが)
常に変化を求めていきたいもんですね^^
理論と自分の感覚が噛み合えば、レベルアップに繋がるのではないか、と思っています。
変化は大事です(笑